「3DプリンターとCADソフトを利用してオリジナル電車を作ろう」 イベントレポート

11月3日、株式会社GRIPSは、ものづくり館(東京都千代田区神田和泉町1−1)にて、「3DプリンターとCADソフトを利用してオリジナル電車を作ろう」を実施いたしました。

本イベントは、3DプリンターとCADソフトという一見敷居の高いツールをユーザーに身近に感じてもらい、その使い方について楽しみながら学ぶことを目的に企画されました。

参加者は、ノートパソコンを用いて、教育向けCADソフト(Tinker CAD)で電車の顔(前面パネル)をデザインし、そのデータを3Dプリンター(DOBOT Mooz)に取り込み、出力し、組み立て、色塗りをするという、約3時間のイベントで、当初予定していた席数が完売したため、午後に追加回を行う形で、2回にわたり開催いたしました。

CADソフトは小学校低学年の子どもが使えるようなわかりやすいもので、子ども自身が思い思いにデザインを楽しみ、“名字の入ったデザイン”や、実在の電車をモデルにしたものなど、様々なデザインを作ることができました。ノートパソコンも専用の性能が高いものではなく、一般の家庭向けに近しいものが用意されたがストレスなく動作しました。

3Dプリンターでの出力の待機時間中、事前に用意された車両本体を台車(Nゲージ)と組み立てたり、色を塗るなど、子どもたちは思い思いの作業にあたり、想像力を活かした工作を楽しんでいました。

最後に、イベント参加者の全員の車両を並べて記念撮影、解散となりました。

本イベントの収益の一部は、台風19号にて被災された方に向けて日本赤十字社を通じて寄付をいたします。

企画:株式会社Dreieck
主催:株式会社GRIPS
協力:CAD鉄、株式会社ラヤマパック、西村皮革製作所