「子ども未来ラボ」が開催されました。
2021年4月3日に、千葉県流山市の東武公民館にて「子ども未来ラボ」が開催されました。主催は流山市東部公民館様で、イベントの企画、Code For NAGAREYAMAの白澤様、当日の運営は近隣のCoderDojo様のメンター様が結集して、子供たち向けにロボットプログラミングワークショップを提供されました。
弊社では当日使用するSTEM教育用ロボットアームのDobotMagician Lite 4台と、現在弊社のお客様と協力して開発している深度合成顕微鏡“Z-SCAN”のデモを展示実演しました。
「子ども未来ラボ」では子ども達にIoTに触れる機会を提供しする活動をしており、今回はロボットアームをScratchベースのビジュアルプログラミングでコントロールするという企画でした。ロボットアーム以外にも、子供達一人ひとりが様々な体験をし興味をもつきかっけづくりができるよう、様々なツールが準備され、楽しい雰囲気でIoT技術に触れるワークショップとなっていました。
そのうちの1つDobotMagicianLiteを使って実際にプログラミングしながら目の前の物をつかんで移動させるという体験をしていただきました。ロボットアームはもちろん、プログラミング自体も初めてという子供たちも楽しみながらロボットをコントロールしていて、4台あるロボットの各テーブルからは、「ちょっと控えめな」歓声と課題に取り組む子供たちの熱意が伝わってきました。プログラムはあっているのに、微妙に調整しないとロボットをうまくコントロールできないという、パソコンだけでは決して体験できないより実践的な学びとなったのではないかと感じました。感染予防のため、十分間隔を開けて、アルコール消毒を徹底した運営でしたが、特に大きな問題なく、楽しんでいただけたようでした。アンケ-トでは、「また参加したい」、「もっとやりたかった」との嬉しい言葉をいただけました。
また、深度合成顕微鏡のコーナーでは、普段見ることのできない微小な形状を複数の画像を合成して観察するという画像処理技術を体感してもらいました。見慣れている植物の葉脈や花弁、昆虫の触角の先端の毛や表面の細かい凹凸などに、驚きの声が多く聞こえました。画像処理というとなかなかハードルが高く聞こえますが、楽しみながら先端技術に触れてもらえるよい機会になりました。「こんなにでこぼこしてるの?」、「きらきらしてる」、「キモっ」など、不思議なミクロの世界を楽しんでもらいました。
このイベントは、地元の広報誌のみでの案内での募集でしたがあっという間に予約が埋まってしまいいたそうです。なかなか厳しい環境下ではありましたが、今後もCode For Japan様、CoderDojo Japan様の活動を支援し、SDGsの17の目標にもある質の高い教育をたくさんの子供たちに提供できるよう活動していきたいと考えています。
イベントのご準備、企画、運営に携わられました流山市、東部公民館の職員の皆様、Code For NAGAREYAMAの白澤様をはじめ、CoderDojoのメンターの皆様に改めて感謝いたします。
同様のワークショップを企画してみたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。
【CODE for NAGAREYAMAについて】
Code for NAGAREYAMAは、地域の課題解決をするために、様々なインターネット、オープンデータに関連したコンテンツを提供します。
『地域の課題が集まり、話し合い、解決方法を具現化できる場所』を目指します。
地域の課題とは、地域に住んでいる人たちの想いの塊です。その想いを実現し、より良い環境を作り上げることにより、持続可能な地域社会が生まれるとCode for NAGAREYAMAは考えます。
「ともに考え、ともにつくる」という方法で地域課題を解決します。
「ともに考え、ともにつくる」場の提供として現在下記のような機会を提供しています。
・週末プログラミング教室〜CoderDojo Nagareyama~
・オープンデータ普及活動〜InterNationalOpenDataDay~
・その他
オープンデータ普及に関するワークショップ、シビックプライド向上に関するワークショップ 等
GRIPSでは、ロボットアーム「Dobot Magician」シリーズをはじめ、オープンソースハードウェア、ソフトウェアを組み合わせた様々なSTEM教材の開発、3Dプリンターなどを用いたモノづくりイベント、ワークショップのご提案などを行っております。お客様のご要望に応じて様々なご提案をしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
株式会社GRIPS
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